【関あそび(SEKIASOBI)vol.1報告&アンケートお願い】カマドブリュワリー対談一部をお届け、HIPHOPライブ動画アップ!

2022/7/10、初のチャンレジ企画「関あそび vol.1」無事開催できました。

カマドブリュワリーさんをゲストに、関市周辺の若者たちのパワーもMixした「地域活性チャレンジ」イベント。来訪くださった方から「こんな素敵な若者たちが関市にいるんだね! 元気もらった!」と嬉しい言葉もありました。

以下に報告をまとめます。

HIPHOPライブの動画もありますので、ぜひお楽しみください♪

(長い記事になりましたので、下の目次から気になる項目をクリックしてお読みください👀)

SEKIASOBI vol.1 報告・目次

(1)参加者分析
(2)カマドブリュワリー対談一部をお届け
(3)HIPHOPライブ動画
(4)反省点から次へ? アンケートお願い
(5)ライブペイント、杉山製作所裏に展示中

(1)参加者分析

SEKIASOBI vol.1は、コロナ禍での開催かつクラフトビール×音楽×アートのイベントということで、受付にて記名とお約束チェックをお願い、かつ受付の混雑を避けるため、家族の場合は代表者のみ記名でOKとしました。

また、アルコール希望の方には「飲酒のお約束」に全てOKいただいた上でリストバンドを巻いてもらい、リストバンドのない方には持ち帰りの瓶を除きアルコールを販売しないルールとしました。

せっかく記名の手間いただくので、簡単なアンケートも添えてみました。

アンケート結果をここに共有します!

参加者は…… 250人以上!

受付の記名表:178組

「家族は代表者のみ記名でOK」ルールとしたため、夫婦の方も1人のみ記名の方も多く、18歳以下の子どもたちはほぼ記名なし。かつ(末尾の「反省点」にもありますが)運営出演メンバーには受付での記名を必須としなかったため、総勢で「250人以上の参加」と予測しています。

どこから来た? 関市:55.1%、関市外:44.9%

関市96組・関市外82組。

世代は? ……20代~50代がほぼ均等!

一番多いのは30代ですが、10代~70代まで万遍なく参加いただけていたことが本当に嬉しいです。

記名不要な10歳以下の子どもたちが芝生を走り回り、赤ちゃんを抱っこした若いお父さんお母さんが音楽を楽しんでいる光景、心に残っています。

何で知った? 知人友人の次は、やっぱりSNS!

「知人友人」が一番多く45.5%。

その次にInstagramやfacebookも合わせての「SNS」が34.3%! 50~60代の方も「Instagram」と回答されているのが印象的でした。

前日に急遽取材してくださった中日新聞の記事で知った方も。

店舗や市役所等のチラシで知った方:9%、チラシデザインしてくれたNO BREAK SPACEさんに改めて感謝。

そして。特筆すべきは「酒ゃビック」と丁寧に記入される方が3.9%もいらしたことです!!! さすが、地域の酒好きに愛されている酒屋さん。今回も大変お世話になりました!

企画運営メンバー! Arch NAILER’s hair&nail♪♪

(2)カマドブリュワリー対談一部をお届け

「故郷の岐阜県(東農)を盛り上げたい」

東京の地で、クラフトビール界のレジェンドと呼ばれる丹羽智さんを醸造長として口説き! ついに瑞浪・釜戸町に「カマドブリュワリー」醸造所を立ち上げた、若きパワフルな社長・カマドブリュワリー代表の東恵理子さん。

「地域に今までない文化、立ち上げで大変だったことは? 当初の反応は?」

「釜戸町そして岐阜県にどんなイメージを持っている? 今後については?」

「新しい取り組みについて教えて! 関市で参考にできることはある?」

等々を自由に伺ったのち、会場からも自由に質疑応答タイム。

とても興味深かったのが、今まさに「関市に醸造所を立ち上げよう」と活動中の美濃関麦酒プロジェクト・浅井さんと恵理子さんの対話。

「最近はヘイジーなビールが人気で、自分の好きなヨーロピアンスタイルを作っても売れない可能性を感じています。

流行を追うべきか、新たな流行を目指していけるのか、どういう方向性でビールを作っていくのが良いと思われますか?」

という真摯な質問に

「私自身は超素人ですが、ベテラン醸造家と仕事している中で感じていることは……

確かに今、ホップを使ったIPA、柑橘の香りやトロピカルなものが人気ですが、そればかりは作っていません。醸造所に併設のビアバーがあるんですが、6タブ並べたときに『呑み比べて楽しいな』そこを楽しんでもらえたらと思っています。

クラフトビールの多様性を楽しんでもらいたいですね。

そこに、自分たちの個性やバックグラウンドをどう出していくか。(関市の醸造所なら)関市の人たちにどんなビールがあったら幸せになれるかなと向き合う……そういった文化みたいなところを、自分たちも出していけたらと思っています

地域の文化がクラフトビール(新しい文化)にも活きてくる。

しみじみと感動、言葉を噛みしめました。

ちなみに、恵理子さん推しのカマド銘柄は

「自分はとにかくハイアルコールが大好きで、今思いついたのはブリュットIPAですかね。シャンパンのような、ドライでワイン酵母が香る華やかなスタイル。

今春ロゼのブリュットを提案したら、醸造長の丹羽智さんから『色を付けるのは分かりやすいが、それだけでは楽しくない。桜の葉っぱを使おう』と。結果、さくらブリュットという季節限定の和なビールが出来あがりました」

美味しそう……! 気になる~!!

気になった方は、ぜひカマドブリュワリーの商品をチェック、または釜戸町のビアバーHAKOFUNEへお出かけください(^^)

恵理子さんが岐阜県に持っているイメージは、「素材に恵まれているわけではないが、限られた素材を繋いで何かを創り出す力がある。クラフトマンシップ。岐阜県民として大事にしていきたい伝統」

会場から「カマドブリュワリーのクラフトビールと、関市の刃物やシャインカービング、美濃市の美濃和紙、などは繋がれると思いますか?」という質問があがり

「ぜひ繋がりたいです! 例えばラベルに美濃和紙など、岐阜県全体で文化が混ざっていったらいいなと思います」

岐阜県全体で盛り上がっていけたらいいな。

最後に、クラフトビールの好きなところについて伺いました。

自分たちの醸造所だけで完結ではなく、はしごするともっと楽しめるのがクラフトビールの面白いところだと感じています。『門外不出の技術を渡さないぞ』なんてことはなく、他の醸造所さんと一緒に仕込んだりもしています。

一体で盛り上げたほうが、楽しい時間が増えていきます。

今日も楽しい時間を本当にありがとうございます」

カマドブリュワリーの皆さん、関市への初来訪、本当にありがとうございました。

ちなみに美濃関麦酒プロジェクトさん、11月に釜戸町で1ヶ月修行する話がこの場で決まったとのことです、こちらも楽しみです。

さらに今後、酒ゃビック関店にカマドブリュワリーのクラフトビール入荷決定!

クラフトビール好きには垂涎のお知らせ。今後、関市で新作が呑める!?

さっそく新商品「山椒エール」をゲットしに……酒ゃビック関店の冷蔵庫をパチリ。

(3)HIPHOPライブ動画アップ!

関市近辺の若者たちによるHIPHOPライブ!

ライブのトリを務めてくれたKeePさんは、なんとTikTokで53.1Kフォロワー(2022/8時点)という、既に若者たちの間で大人気のアーティスト。主催BUBBLE STUDIOの繋がりから、自身の住む岐阜県関市でのライブは初と快く出演くださいました。他のアーティストもそれぞれ素敵な音とフロー、これから人気が出そう。

岐阜県関市の若い魅力たち。一緒に音を楽しみながら、地域でも盛り上げていけたら最高ですね。

Youtubeにアップしたので、お楽しみください!

※音響が完璧でなかったことお許しください……m(__)m
※動画の撮り方も共有漏れありお許しください……m(__)m

HIPHOPライブ前には、ダンスチームも突如登場!

子どもたちガン見。

(4)反省点から次へ? アンケートお願い

ということで、ドタバタしながら無事開催できましたが…… 反省点も色々あります。

ぜひ皆さんの声も聞かせてください!(運営メンバーも参加した方もしていない方も、意見、大歓迎です!)

アンケートに協力お願いします! アンケートはこちら

SEKIASOBI vol.1アンケート
https://forms.gle/FYsKDHExMVRdWwzV8

今把握できている反省点の一部、以下に共有します。

反省① ライブには、ちゃんとした機材、音響担当が必要。

共同主催 BUBBLE STUDIOの的確な依頼より、CAFE DELTA@リバーポートパーク美濃加茂の方が開始前に音響機材を急遽セッティングしてくださいましたが(ありがとうございます!)、それでもマイクの調整やノイズ対処など、ライブ中の音響担当の必要性をヒシヒシ感じました。アーティストの皆さん、すみませんでした……!(対応ありがとうございます!)

反省② 飲食販売の残り、もっと対応できた可能性。

事前に各店舗さんに「残ったらどうするか?」回答はいただきつつ、ほぼ完売。ですが、1商品だけ想定より多く残ってしまいました。

現場で早く残り数をキャッチしてPOPや展示を見直せた可能性(もっとちゃんと店名を表示すれば……)/マイクで呼びかける方法もあったか/値下げして売り切る方法を相談できたか/運営メンバーとその周辺で欲しい人がいるか聞いても良かったのでは、等々、あとから対応案が湧いてきます。

今回の出店はどこも美味しいと評判の店舗さんばかり。「このお店も、このお店も、イベント出店するなんて珍しすぎ!」と言われていたのもあり、出店OKくださったことに感謝……売り切りたかった! 残念と反省です。

反省③ 記名ルールとするなら、受付の配置 OR 全員にリストバンド?

今回「受付で記名ルール」としましたが、せきてらすの構造上、開放した窓側から入る方、廊下(受付の後ろ)を通る方……完全に受付でキャッチできたかというと怪しいです。

そのため、記名ルールとするなら「受付の配置や案内をもう少し考える」または「いっそ全員にリストバンドする(していない人は受付に誘導)(=運営出演メンバーも全員受付する)」など、検討の余地があると話しました。

反省④ 雨天レイアウトと晴天レイアウト、もっと深慮が必要だった。

「自分は晴れ女」「天気は心配ないだろう」「晴れ男だから大丈夫」

自分も含めてそんなメンバーが多く(それはそれでとても楽しいのですが)、曇りマークが雨マークに変化し始めた前日・当日においても「どちらのレイアウトで開催するか」(せきてらすのルールとして途中で晴れたから/降り始めたから等によるレイアウト切り替えはNG)について、「午後から晴れそう、晴天レイアウトでいけるのでは」等と揺れ続け、最終的に「雨天レイアウトでいこう」と決定したのが当日9時と、だいぶ時間がかかってしまいました。

そのため、晴天レイアウト前提で準備して当日を迎えた店舗さん等に「雨天レイアウトだと出店と企画が減る」事前に共有はしていたものの、何とか方法はないかと模索し……最終的にすべての出店と企画が叶えられました(関市観光協会の皆さん、ありがとうございます)。

さらに午後は雨もやみ、結果的に、最高の状況でイベント進行できたわけですが。この急遽の模索=すべて叶った配置を、当初の雨天レイアウト案に入れて事前に相談しておけたら良かった(初期にもっと深慮すべきだった)と反省しました。

(以下は言い訳ですが、初の施設イベント企画、初めて知ることも多く、初めて臨時許可営業や消防署の許可など取得、配置図や提出資料、考えるべき事項……どこかに先人の知恵としてまとめてあったら、誰もが注意ポイントを把握できてチャレンジしやすいなと思いました! つまり自分たちが今回を踏まえて以下略)

反省⑤ 運営出演メンバーやお手伝いしてくれた方に報酬検討?

初のチャレンジ企画、入場料は無料に設定・協賛NGだったため、周囲にも「無償で楽しめる範囲の協力」をお願いしましたが、「安定したイベント運営・継続」を目指すなら、きちんと報酬が出せる仕組みが必要ですよね。でも、「みんなで遊べることが報酬」そんな空気も良いなと思ったり。

今回、現場でも遠方でも手伝ってくださった皆さん、本当にありがとうございます!

反省⑥ あちこちに当日のタイムテーブル貼っておけば良かった?

等々、まだまだ反省点や改善点は色々あります……

ぜひ皆さんの声も聞かせてください!(運営メンバーも参加した方もしていない方も、意見、大歓迎です!)

アンケートに協力お願いします! アンケートはこちら

SEKIASOBI vol.1アンケート
https://forms.gle/FYsKDHExMVRdWwzV8

そして、vol.2は……?

うっかり「vol.1」を付けたことより、「次は何するの?」と聞かれます。

次は…… DAOやNFTなどWeb3なイベント!?

他、「仏教フェスやりたい」「ベトナム食材店にバインミー教えてもらう」「フラリ歩ける飲み屋街を再現」等々、遊びの夢が渦まいています。

「こんな遊びしたいね」
「ああいうこと、関市でもできないかな?」

あなたの自由で気軽な思いつきも、ぜひ上記アンケートでお寄せくださいm(_ _)m

(5)ライブペイント、杉山製作所裏に展示中

岐阜県関市の若きイラストレーターShuuunによる参加型のアート企画「みんなでライブペインティング」

ライブペイントの下絵。広がる海と空、ここに皆が「鳥」「魚」等を追加していくイメージが……
「私も描く!」「僕も!」 群がり出した子どもたち! そして
子育て中の親たち「わかる」「そうなる」
あれ? 海は……空は……

海消えたw

けど、それ以上の素晴らしいものが出来あがりました。

失敗なんてない。

楽しいイベントのアートでした。

https://www.instagram.com/p/Cf3tUa9r8DR/
杉山製作所・配送センター裏に、期間限定で展示!

仕上がったアート作品、期間限定で杉山製作所・配送センターの裏に展示されています(杉山製作所さん、ありがとうございます!)。

ぜひ皆さん、立ち寄ってチェックしてみてください!

   

「ここに次々アート作品が並んで、アートストリートになるのも素敵……」また新たな夢が渦まきながら……

   

以上、振り返りと報告でした。

「関あそび(SEKIASOBI) vol.1」という初のチャレンジ企画、拙い運営でドタバタしましたが、無事開催できたのは皆さんのおかげです。

本当にありがとうございました!

【主催】関さんぽBUBBLE STUDIO
【強力な協力】Arch NAILER’s hair&nail
【協賛】関市観光協会